【徹底レビュー!】ユニフレームの「ツインバーナーUS-1900」が長年使われ続けている理由

キャンプと言ったら、「キャンプ飯」こそ、一番の楽しみと言っても過言ではないですよね。

そんなキャンプ飯を作るの際に役立つのが、ガスバーナーです。 焚き火や炭でも調理はできますが、雨や強風などで焚き火ができないシチュエーションになってしまったら料理ができなくなってしまいます。。

そんな時にガスバーナーがあると便利ですし、2口のバーナーを持っていると料理の幅も広がるし、調理時間の時短にもつながります!

パパベア

そこで今回おすすめしたいのが、ユニフレームから販売されている「ツインバーナーUS-1900」です!

このUS-1900シリーズは、2008年の販売から累計生産台数が75,000台を超える大ヒット商品です。
これだけの長い期間売れ続けているのには、それだけの理由があるに違いありません。

キャンパーさんたちに長年愛され続けているガスバーナーですが、いったいどんな魅力があるのでしょうか。

それでは、さっそくこちらの「ツインバーナーUS-1900」をレビューしていきたいと思います。

目次

携帯性に優れている

約3.9kgという驚異の軽量化を実現。
引き出し式ハンドルがついており、持ち運び時にとても便利です。

引き出し式ハンドル

パワーブースター(加温器)搭載

燃焼部分の熱をカセットボンベに伝えて温めることにより、液化ガスの気化を促進させ出力ダウンを防止する機構がついています。

パワーブースター

お手入れしやすい

汁受けは汚れに強く衛生的なステンレス製で、前方傾斜がついているので拭き取りもラクラクです。

汁受けの傾斜

高強度なゴトク

ゴトクはΦ5.5mmの太さがあり、頑丈で壊れにくく、鍋径約26cmの鍋が並べて使用可能となっています。

高強度なゴトク

フタは取り外し可能

フタは簡単に取り外し可能で、外すと約33cmまでの鉄板等の使用ができます。

風に強い

サイドは低い風防付きで、風に強いため効率よく安全に使用できます。
風の向きにあわせて、向きを変えればフタが風防になる。

火力調整が可能

Max3,900Kcal/hの高出力バーナー。
火力調整も容易で、とろ火もOKなので料理の保温も可能です!

火力調節つまみ

専用収納ケースあり(別売)

別売りで、専用の収納ケースもあります。
ツーバーナーの裏側には結構なスペースがあるので、そこにガス缶や耐熱グローブなども収納できちゃいます。それでもスペースは余っているので、他にも何か収納できそうです。

<ツインバーナーUS-1900の製品概要>

サイズ使用時:約54×32.5×29cm(ゴトク面)
収納時:約54×32.5×11.5cm
材質本体ボディ:アルミニウム
ゴトク:スチール
バーナー:スチール
汁受け:ステンレス鋼
スタンド:スチール
火力調節ツマミ:アルミニウム
総重量約3.9kg
最大火力プレミアムガス:3,900kcal/h×2
レギュラーガス:3,000kcal/h×2
燃焼時間
(最大火力時)
プレミアムガス:約45分
レギュラーガス:約55分
点火方式圧電点火
耐荷重約15kg

ここでは、ツインバーナーUS-1900のメリットとデメリットについてご紹介したいと思います。

メリット

  • CB缶を使用できる
  • 高火力で、火力調整もできる
  • アタッシュケースのようになり収納性が良い
  • 軽量で高耐久
  • ダッチオーブンも使える
  • お手入れがしやすい
  • 2口で同時調理が可能

コスパの良いCB缶を使用するので、キャンプの回数が多くなるにつれて、ランニングコストが安いという恩恵を受けることができるメリットは大きくなっていくと思います。

また、性能や使い勝手などについては、こちらのツインバーナーがキャンパーの間で長年にわたり使い続けられているロングセラー商品であるということが物語っていると思います。

実際に、使い方が簡単で初心者でも扱いやすく、お手入れも簡単、アルミ製で軽量なうえに、ダッチオーブンまで使えるように設計されているので耐久性も抜群です。

こうしてみると、非の打ち所がないガスバーナーのように思えますが、弱点はないのでしょうか。

次はデメリットの部分も見ていきたいと思います。

デメリット

  • サイズが大きく、コンパクトに収納できない
  • 価格が少し高め
  • 強風や低温時に着火しずらい
  • 地面に直置きだと高さが低くて料理しづらい

サイズが大きく、コンパクトに収納できないというのは、積載や収納サイズが限られている場合は、けっこうなデメリットになるので、確かにその通りだと思います。

価格については、他メーカーのツーバーナーに比べると、多少の割高感はありますが、US-1900の性能や使い勝手を考えると、それほど高いとは感じません。

強風や低温により、点火装置での着火がしずらい時がありますが、そういう場合はチャッカマンなどを使って着火すれば問題ないので、そこまでのデメリットではないかなと思っています。

高さが低くて料理しづらい点については、専用のキッチンラックなどを使用する方法もありますが、わが家ではフィールドラックの上に置いて使用しています。そうすることで、ローチェアに座りながら料理するとちょうど良いくらいの高さになります。

ツーバーナーをフィールドラックの上に置く

写真のように、ツーバーナーの脚が、フィールドラックの端の出っ張りにちょうど引っかかるので、ズレることもなく安定した状態で料理をすることができます。

これまで何度もこのかたちで使用してきていますが、ツーバーナーがフィールドラックから落ちたりしたことは一度もありません。ただし、正規の使用方法ではありませんので、十分注意しながらご自身の責任でお願いします。

ここでは、ツインバーナーUS-1900についてどんな口コミがあるのか見ていきたいと思います。

良い口コミ

まずは良い口コミについて、どのような口コミがあるのか見ていきましょう!

デザインが良く、カッコいい

CB缶が使えるのでランニングコストが安い

火力が強い

軽くて持ち運びがラク

複数の調理が同時にできる

お手入れが簡単

良い口コミの中でも特に多いのは、見た目の良さと、実用性に関することではないでしょうか。

個人的にも、デザインはスタイリッシュでカッコいいと思いますし、ガスバーナーとしての性能や、料理のしやすさなど満足度の高い商品であることは間違いありません!

良くない口コミ

次に、良くない口コミもあるのでそちらも見てみましょう。

点火装置では着火しない時がある

点火ボタンが故障した

風に弱い

サイズが大きい、もう少しコンパクトにできるのでは

ガス缶の着脱がわかりにくい

良くない口コミについて、気になるのは、やはりサイズ感に関することでしょうか。

確かに、もう少し本体を薄くコンパクトにできないのかなと、素人感覚では思ってしまう部分はあります。
でも、そこはプロ達によって考え抜かれた結果なのだと思うので、私は受け入れています。

ツインバーナーUS-1900を実際に使って料理をした感想は、「家の台所とかわらない!めちゃくちゃ料理しやすい!」です。

わが家もまだまだ初心者ファミリーキャンパーなので、手の込んだキャンプ飯みたいなものは作れていませんが、ご飯を炊きながら隣でカレーを煮込んだり、コーヒー用のお湯を沸かしながら隣でホットサンドを焼いたりと、とても便利に使っています。

写真のように、ファミリー向け(4~5人用)の大きめの鍋も余裕で使えますし、やはり同時調理ができるというのがオススメのポイントです!

料理時間の時短はもちろんですが、アツアツの料理を2つ同時に提供できるのは、料理する側にとっても有難いことだと思います。

パパベア

特に寒い冬場は、あたたかい料理とアツアツの汁物なんかが一緒に出てきたら幸せですよね♪

見た目もスタイリッシュで自分好みですし、火力や使い勝手なども満足しています。
形状や素材的にお手入れも簡単で、自宅での収納もしやすいです!

また、燃料がCB缶なのでランニングコストが安いのは本当に助かります!
CB缶なら100均でも販売していますが、「専用」という安心感を求めるのであれば、こちらをご使用ください。

  • ユニフレーム レギュラーガス 440円(税込)
  • ユニフレーム プレミアムガス 550円(税込) ★冬場のキャンプではこちらがオススメ

※「ガス缶と燃焼器具は同一メーカーで使用すべき」という話をよく耳にします。
基本的に規格は一緒なので、他メーカーのガス缶でも使えるとは思いますが、メーカーや製造工場の違いによりわずかな誤差はありえるので、安全面を最大限に考慮するならば、同一メーカーのガス缶を使用することをオススメします!

気になる点といったら、冬の寒い時期には、レギュラーガスだと火力が弱くなってしまうのと、点火装置で着火しない時があったということくらいでしょうか。

パパベア

点火装置の件に関しては、チャッカマンなどで着火すれば問題ないのでそれほど気にはなりません。

ママベア

私はガス缶の着脱がチョット難しいと感じるかも

ガス缶の着脱は何度かやってみると、すぐに慣れると思います!
確かに最初はツインバーナーの本体を裏返してガス缶を装着したりしていましたが、今では本体を起こしたまま「スッ」とつけられるようになりました。

わが家は、まだ「キャンプで料理を楽しむ」域には達していないので、このガスバーナーのポテンシャルを十分には引き出せていないと思います。

ただ、間違いなく言えるのは、「ツインバーナーUS-1900を買ったことに後悔は全くない。本当に買って良かった!」ということです。

パパベア

特に、朝方は片付けのことなども考えて焚き火はしないので、わが家にとってこのツインバーナーは必需品になっています!

キャンプ用のガス缶には、メーカーによって呼び方は異なりますが、「ノーマル」や「ハイパワー(寒冷地仕様)」のタイプがあります。

これらのタイプは、ガス缶に詰められているLPガスの主成分によって分かれます。
主成分には、「ブタン」「イソブタン」「プロパン」の3種類がありますが、それぞれの特徴は以下の通りです。

種類沸点[℃]蒸気圧価格特徴
ブタン△(-0.5)安価だが、寒さに弱い
イソブタン〇(-11.7)価格と性能のバランスが良い
プロパン◎(-42.09)寒さに強いが、高価

「沸点」とは、その物質が激しく気化を始める温度です。(水の場合は100℃)
温度が沸点以下になると、その物質は気体にならず液体のままとなります。つまり、ブタンの沸点は-0.5℃なので、氷点下の場所では、成分がブタン100%のガス缶については、液体のままで気体にならないため、ガスバーナーでの使用はできないということになります。
そのため、冬キャンプではイソブタンやプロパンが混合してあるガス缶を使用します。

「蒸気圧」とは、LPガスのような液化ガスの液体と平衡状態にある蒸気の示す圧力のことで、わかりやすく説明しようとするなら、蒸気圧が高いほどガスの栓を開いたときに吹き出すガスの量が多くなるという感じでしょうか。
同じ環境(気温)で、ブタンが主成分のガス缶と、イソブタンが主成分のガス缶を使用した場合、イソブタンが主成分のガス缶の方が吹き出してくるガスの勢いが強いため、早くガス缶が空になります。

各メーカーは、これらの成分を、性能と価格のバランスを考慮して混合し、「ノーマル」や「ハイパワー(寒冷地仕様)」のガス缶を作っています。

ちなみに、ユニフレームのレギュラーガスは主成分がブタンで、プレミアムガスのほうは主成分がイソブタン(95%配合)のようです。

「じゃあ、プロパン100%のガス缶を作れば最強でしょ」と、私なんかは思ってしまいますが、それだと圧力が強すぎて一般的なガス缶の容器では耐えられないようです。
確かに、家庭用のプロパンガスのボンベって、めちゃくちゃ重くて頑丈そうですよね。(笑)

いかがでしたでしょうか。

ガスバーナーについては、シングルバーナーやツーバーナー、燃料もCB缶にOD缶、ガソリンや灯油など選択肢がいろいろとあるので自分はどれを購入すれば良いのだろうと迷うと思います。

ガスバーナーのタイプについては、ファミリーキャンプや料理に力を入れたいならツーバーナーをおすすめします!

燃料については、手軽さで考えれば、CB缶やOD缶のものが良いのではないでしょうか。
ただし、これらのガス缶については寒さに弱いところがあるので、冬場はアウトドアメーカーが販売しているハイパワータイプのものを使用することをおすすめします!

今回は、ユニフレームのツインバーナーUS-1900を紹介しました。
ユニフレームの製品といえば、シルバーのイメージが強いですが、このたび、キャンパーの間でひそかに待ち望まれていたマットブラック仕様「ブラック LTD」が発売されたそうです!
「フィールドラック」との相性バツグンで、多様なテントサイトに合わせやすいのではないでしょうか。

パパベア

もう少し早く発売していたら、マットブラック仕様のほうを買っていたかも!

シングルバーナーもカッコいいしコンパクトにできるので、そのうち欲しいなとは思っていますが、ファミリーキャンプでの使いやすさを考えると、このツインバーナーUS-1900は今後も活躍していくだろうと思います!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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