【the country】茨城に生まれた「異世界オートキャンプ場」

茨城県は鹿島神宮の近くにあるオートキャンプ場「the country」に行ってきました。

都心からのアクセスも抜群なうえに市街地も近いことから買い物にも便利、しかしながら一歩キャンプ場に足を踏み入れるとそこには・・・

なにやらファンタジーな世界が広がっている模様です。

それでは、さっそくキャンプ場のレポートをどうぞ!

目次

受付

チェックイン

管理棟と呼ばれるような建物は特になく、キャンプ場内に入ったところの下の写真ようなオブジェ?の近くに仮設テントの受付スペースがありました。そこに管理人さんが立っていてチェックインの受付をしてくれました。サイトやゴミの分別についてなどの説明をしていただき、自分たちのサイトに移動します。

チェックイン受付横のオブジェ

チェックアウト

チェックイン時に受け取った場内説明の紙を受付スペースに返却するだけでチェックアウトは完了です。

キャンプサイト

キャンプサイトはすべて区画サイトで、種類は以下の4種類。

  • 旅人の場 (広さ:24m×11m 定員: 10名まで)
  • グリーンヘブン (広さ:130㎡ 定員:5名まで)
  • グリーンヘブンソロ (広さ: 70㎡ 定員: 2名まで)
  • 名もない村 (広さ: 140㎡ 定員: 5名まで)

「旅人の場」は、青空広場といった感じでとても明るく開放的なサイトになっています。木陰がないので夏場はタープ必須かと思います。サイトがとにかく広いのでグループキャンプなどには最適でしょう。

それ以外のサイトは林間サイトになっており、深い森の中でキャンプをしているような感覚になれるのではないでしょうか。

今回は、「名もない村」を利用しました。

名もない村の風景1
名もない村の風景2
名もない村で雨が降り続けた翌朝の風景

木々が生い茂り、とても雰囲気のあるサイトでした。各サイトの広さも十分で、ツールームテントのほかにタープも余裕で立てられるくらいの広さです。

この日は夜から雨が降り続く予報だったため、設営や撤収、帰宅後のお手入れのことを考えて必要最小限のものしか持って行かなかったので、残念ながらタープは立てませんでした。

地面は土で固くもなく、30cm程度のペグであればちょうど良いくらいです。一部、地面が柔らかい場所もあったので、雨や風が強い日にはもう少し長めのペグも持っていたら安心かもしれません。

そして・・・、天気予報通りに夜には雨が降り続き、翌朝には写真の通りテント周辺は水たまり状態(泣)。

チェックイン後、空いているサイトから好きなサイトを選んで良いということでしたので、自分たちの選んだサイトがマズかったです。ほかのサイトはここまでの状態ではなかったので。。

パパベア

雨が降るのも分かっていたので、きちんと地面の状況を考慮してサイト選びをするべきでした。

場内施設

トイレ

トイレは3か所。(男性 1、女性 1、男女兼用 1)ウォシュレット付き

2023年4月にオープンしたばかりなので施設が新しいのは当然ですが、清掃も行き届いておりとてもキレイで気持ちよく利用することができました。

トイレの写真1
トイレの写真2

炊事場

炊事場は3か所。

ママベア

食器洗い用洗剤やスポンジ、ハンドソープなどが備え付けてあるのがウレシイです♪

屋根がないので悪天候時はつらいかもしれません。※屋根については設置予定と管理人さんがおっしゃっていました。

ゴミ捨て場

有料(300円)でごみを捨てることができます。

受付時に不燃ごみ(カン、ビン、ペットボトル)と可燃ごみ(その他のごみ)の袋をいただけるので、きちんと分別して捨てるようにしましょう!

ゴミ捨て場の横には灰捨て場もあります。

独自の世界観

こちらのキャンプ場を予約する際にそのプラン名をみて、「んっ?」って思ったのですが、独自の世界観が広がっています。

キャンプ場のホームページを見ていただくと、こちらの雰囲気、コンセプトをつかんでいただけると思います^^

私たちが宿泊した「名もない村」には、この森の住人の家がありました!

ウッドの家の写真

おすすめポイント

  • 車でのアクセスが良い!
  • 近くにお店が多く、買い物に便利!
  • トイレや炊事場など施設が新しくキレイ♪
  • 管理人さんがとても親切♪
  • ほかのキャンプ場にはない世界観がある

こちらのキャンプ場は最寄りICである東関東自動車道の潮来ICからは10分ちょっとで到着します。東関東自動車道については渋滞は少ないほうだと思うので車でのアクセスはとても良いのではないでしょうか。都心からでも車で約1時間30分の好アクセス!

また、車で5分も移動すれば、ホームセンターやスーパー、100円均一ショップ、コンビニなどがあり、薪や炭をはじめアウトドアグッズ、食料品など何でも揃うので忘れ物をしても心配ありません。

2023年4月にオープンしたばかりということもあり、キャンプ場内の施設は新しくとてもキレイです。清掃も行き届いておりゴミ1つ落ちていませんでした。

管理人さんはとても親切で気さくな方です。場内を見回り、何か困ったことはないかなど気にかけてくれていました。「よかったら皆さんで写真とりますよー」といった感じで、楽しい思い出を作って帰ってほしいという気持ちが伝わってきました。

そして、なんといってもこちらのキャンプ場の最大のおすすめポイントは、独自の世界観ではないでしょうか。まだオープンしてそれほど時がたっていないため、その世界観を完全に作り上げられてはいないとは思いますが、今後時間をかけて作り上げていくことによって、他にはない唯一無二のキャンプ場になっていくのではないでしょうか。

まだまだ発展途上のキャンプ場だとは思いますが、今後どのようなキャンプ場になっていくのか期待は高まります!

気になるポイント

  • 大自然を満喫という感じではない
  • キャンプサイトの整地が不十分
  • 炊事場に屋根がない
  • トイレの数が少ない

アクセスや買い物などの利便性が良い反面、周りの大自然を満喫しながらキャンプをするという感じではないのかなと感じました。しかし、キャンプ場のなかに入れば木々が生い茂っており十分に自然を感じることはできます。

キャンプサイトについて、特に林間サイトは自然を生かしているため、整地が不十分で大雨などが降れば水たまりができたり、地面が緩んだりするサイトもあるように見えました。

その他の場内施設については、炊事場に屋根がないのは悪天候時にはつらいかなと感じたのと、トイレの数がもう少し多くても良いかなという気はしました。
※炊事場の屋根は設置予定と管理人さんがおっしゃっていました。

キャンプ場名the country
住所茨城県鹿嶋市山之上604
立地環境林間/草原
サイト区画サイト
地面芝/土
車両乗入れ
ペット同伴
AC電源なし
料金<オートサイトキャンプ> ※1人・1泊あたり
 ■宿泊
  大人(中学生以上):3000円
  子供(小学生):2000円
  幼児(小学生未満):無料
  ペット:500円
 ■デイキャンプ
  大人(中学生以上):2000円
  子供(小学生):1000円
  幼児(小学生未満):無料
  ペット:500円
<車両代> ※上記キャンプ料金には含まれていません
  車  バイク 1台 : 1000円
<ゴミ捨て使用料> ※地域指定ごみ袋付き
  ゴミ捨て:300円
<アーリーチェックイン>
  12:00~:1000円
カード決済利用不可
チェックイン14:00~17:00
※デイキャンプは11:00~17:00
チェックアウト11:00
※デイキャンプは18:00
トイレ洋式トイレ(男性1 女性1 男女兼用1)ウォシュレット付き
炊事場あり(お湯なし、屋根なし(屋根は設置予定))
お風呂/シャワーなし
ゴミゴミ捨て可(有料300円)
レンタル用品なし
売店なし

※変更があるかもしれませんので、最新情報はキャンプ場のホームページをご確認ください。

東国三社巡り

関東には、伊勢神宮に匹敵するほどのパワースポットがあるのをご存知ですか?

それが『東国三社(とうごくさんしゃ)』です。

東国三社とは、茨城県の「鹿島神宮」と「息栖神社」、千葉県の「香取神宮」の総称で、これら三社を巡る『東国三社巡り』をぜひオススメしたいと思います。

東国三社の歴史的背景については、日本神話における「国譲り」の伝説に起因しているそうです。ご興味のある方はぜひ調べてみてください。

今回のキャンプ場「the country」から鹿島神宮までは車で10分程度の距離ですので、キャンプとあわせて東国三社巡りも良いのではないでしょうか。

香取神宮の写真
鹿島神宮の写真
息栖神社の写真

東国三社の所在地とご利益

それぞれの所在地とご利益についてまとめてみました。

所在地ご利益
香取神宮千葉県香取市ご祭神は日本書紀にも登場する武術の神様「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」をまつり、勝運・交通・災難除けなどにご利益があるとされています。
香取神宮は「意を決する場所」としても知られており、仕事運やこれから何かを始める方には道開きにもご利益があるとされています。
鹿島神宮茨城県鹿嶋市ご祭神は武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)という日本神話最強の神様をまつり、勝利の神様として信じられています。
仕事や人生における開運のご利益があり、何かを始めようとする時に行くのにピッタリの神社です。
その他にも、鹿島神宮の御神宝である常陸帯(ひたちおび)にちなみ、縁結びや安産祈願にもご利益があると言われています。
息栖神社茨城県神栖市主祭神である久那斗神(くなどのかみ)は鹿島、香取の二柱の先頭に立ち、国の経営にあたられたほどの神様で、井戸の神様ともいわれています。
天鳥船神(交通守護の神)に加え、住吉三神(海上守護の神)がまつられている事から、そのご利益は厄除招福に交通守護とされています。
息栖神社には忍潮井(おしおい)と呼ばれる井戸があります。井戸の底には男瓶・女瓶と呼ばれる物があり、のぞいて見てハッキリ見える事ができれば幸運が訪れるとされています。

車での移動時間とお詣りの順番

東国三社をそれぞれ車で移動した場合の所要時間はだいたい以下の通りです。1日ですべて回る事が可能です。

  • <鹿島神宮⇔息栖神社> 一般道で約25分
  • <息栖神社⇔香取神宮> 一般道で約25分
  • <鹿島神宮⇔香取神宮> 一般道で約50分

東国三社巡りに正しい参拝の順番があるかというと、「この流れで参拝しなければいけない」という正式な順番はありません。ご自分の都合に合わせてお詣りされると良いでしょう。

キャンプとあわせてお詣りするのであれば、順番については以下をオススメします。

  • キャンプのチェックイン前にお詣りする場合
       香取神宮 ⇒ 息栖神社 ⇒ 鹿島神宮 ⇒ キャンプ場
  • キャンプのチェックアウト後にお詣りする場合
       キャンプ場 ⇒ 鹿島神宮 ⇒ 息栖神社 ⇒ 香取神宮

この日のタイムスケジュール

わが家はチェックイン前にお詣りしました。その際のタイムスケジュールはこんな感じです。

  • 08:30

    香取神宮

     お詣りをして、御朱印・東国三社守の本体をいただく

  • 09:30

    移動

     一般道を移動

  • 10:00

    息栖神社

     お詣りをして、御朱印・東国三社守の御神紋シールをいただく

  • 11:00

    移動

     一般道を移動

  • 11:30

    鹿島神宮

     お詣りをして、御朱印・東国三社守の御神紋シールをいただく
     湧水茶屋 一休(ひとやすみ)でお団子をいただく♪

  • 13:30

    移動・買い出し

     キャンプ場に向かいつつ、途中のスーパーで買い出し

  • 14:00

    キャンプ場

     無事、キャンプ場(the country)に到着!

じっくり巡りたいという方には割とタイトなスケジュールに見えるかもしれませんが、お詣りして、御朱印・お守りを受け取るには十分な時間でした。

鹿島神宮では、湧水茶屋 一休(ひとやすみ)で三色団子とみそおでんもいただきました。

パパベア

どちらもあたたかくて美味しかったです♪

東国三社守

東国三社には、共通した「大願成就」のお守りがあります。

このお守りは、木製の三角柱の形をしており、各神社の「御神紋シール」を三角柱の各面に貼ることで完成します。

一番初めに参拝した神社で、まずはお守りの本体をいただきましょう。本体にはその神社の御神紋シールがすでに張られています。

残りの神社については、御神紋シールのみいただき本体に張り付けましょう。

  • 東国三社守の値段(初穂料):1000円
  • 御神紋シールの値段(初穂料):500円

御朱印

御朱印とは、神社やお寺を参拝した「参拝証明」として押印される印章印影のこと。いわば、「神仏とのご縁の記録」です。

今回は、東国三社巡りの記録として御朱印もいただきました。

  • 香取神宮の御朱印(初穂料):500円
  • 鹿島神宮の御朱印(初穂料):本宮、奥宮 各500円
  • 息栖神社の御朱印(初穂料):500円
香取神宮の御朱印
鹿島神宮の御朱印
息栖神社の御朱印

ちなみに、香取神宮については、本宮、奥宮、要石の3種類の御朱印があるようです。

以上、「東国三社巡り」の記録でした。
朝の出発時間は早くなってしまいましたが、キャンプ前のひとときを充実した時間にすることができたので、皆さんにもぜひおすすめしたいです!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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